星なかまの集い~天文楽サミット~

「星なかまの集い~天文楽サミット~」は、難しいことはわからないけれどとにかく星や宇宙が好きという人から、地道に観測・研究活動をされているベテランアマチュアの方まで、いろいろな人が集まる、年1回の楽しい集まりです。

※兵庫県立大学西はりま天文台

第13回星なかまの集い~天文楽サミット~

久しぶりにフル開催です。

【日時】

2024年3月2日(土)15時~3月3日(日)15時

【会場】

兵庫県立大学西はりま天文台(兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2)

【プログラム】

2024年3月2日(土)
15:00開会(14:00受付開始)
講演会
天体観望会
交流会
2024年3月3日(日)
9:00開会
研究・活動発表(口頭発表)
景品持ち寄りビンゴ大会
15:00閉会

【講演会について】

3名の方にお願いしています。(以下敬称略)

演題:電視観望の普及と今後
講師:Sam
「ほしぞloveログ」というブログを主宰しているSamといいます。富山在住のアマチュア天文家です。
2016年から電視観望を始め、その技術をブログなどで広く公開してきました。
近年は電視観望という言葉も辞書に載るくらい普及してきていて、一般の観望会などでもごく普通に楽しまれるようになっています。
最近はメーカーが作る一体型の電視観望が人気で、これらの機器も含め今後電視観望がどう発展していくかなどを話したいと思います。
演題:淡い天体を楽しんでいます
講師:津村光則
1970年ごろから星を始め、最初の彗星は1973年。今は、50㎝ドブと30㎝反射を積んだ車で、紀伊半島の近畿で最も暗い場所を徘徊中。
1995年にガイドをST4に任せてから本格的に星雲星団の観望を始め、NGCとICの散開星団および球状星団、視直径10”以上の惑星状星雲、散光星雲はほぼ全部見ました。彗星は、200番までの周期彗星を中心に追跡中。
天文ガイドに星雲星団記事を連載中の他、彗星画像などはfacebookのデジ天やICQ Comet Observations グループに投稿中。
演題:高解像惑星の世界
講師:熊森照明
大阪市立電気科学館に通うようになり、佐伯恒夫さんや、佐藤健さんの指導を受けて惑星の面白さにのめり込みました。
堺市のプラネタリウムでの解説を経て、現在は自宅ベランダ天文台から高解像惑星撮影による惑星の姿を発信しています。

【宿泊】

西はりま天文台グループロッジに宿泊いただきます。

宿泊費・食費は参加費に含まれています。
20人収容の大部屋です。
男女別室です。
家族、同一グループが極力同室になる等配慮は致しますが、人数割りの関係上、別室に分かれていただくこともあります。

【募集人数】

100名

【参加費】

両日とも参加
16歳以上 8,000円
15歳以下 7,500円
宿泊費、夕食、朝食、昼食、交流会費を含みます。
2日目のみ
全年齢  2,000円
昼食費を含みます。
※当初の案内より少し高くなってしまいました。

【参加申し込み】

2024年1月20日9時から、WEB上で参加申し込みを受け付けます。

【研究・活動発表の募集】

今回も積極的な応募をお待ちしています。

(1) 発表内容について
自身の天文活動に関するものであれば何でも構いません。
たとえばこんな研究をした、観測をした、同好会・サークルの紹介をしたい、写真を撮ったので見て欲しい、望遠鏡にこんな工夫をした、こんなものを作った、など、多彩な発表内容が集まるとうれしいです。
過去の発表については、WEBサイトの過去の開催内容のページに掲載していますので、参考にしてください。
(2) 発表形式について
今回から、口頭発表に戻しました。 発表時間は、1組あたり準備を含めて15分です。
(3) 募集人数について
時間の都合上、10名程度となります。
※発表希望者が多い場合、一部を午後にまわす可能性もあります。
(4) 配布資料用まとめの提出について
事前に、配布資料に掲載するまとめを提出いただきます。
配布資料はPDFでWEBサイトで公開します(集い終了までは参加者限定、終了後は無制限で公開)。

データ形式:PDF
提出方法: メールに添付
締め切り: 2024年2月20日(火)
提出先:  申し込み後に連絡
(5) 森本奨励賞について
当日の発表者の中から森本奨励賞を選びます。
(6) 発表の申し込み
参加受付の際に一緒に受付いたします。

【後援】


今回も、たくさんの方のご参加をお待ちしています。

「星なかまの集い~天文楽サミット~」とは

星空を眺めたり観察したりすると、いつも新鮮な感動や驚きに出会います。それが一人ではなく、仲間と一緒ならもっと大きな感動や驚きになり、楽しみも広がるでしょう。

星や宇宙が好きなみなさん、一堂に集まって交流しませんか?

自分以外の星が好きな人達って、どんな楽しみ方をしているのだろう。自分の楽しみ方も広く紹介したいし星好きのなかまも見つけたい。そんなみなさんの思いをかなえてくれるのが「星なかまの集い」です。また、天体写真は撮れるけど、活用する方法を知りたい。きれいな天体写真を撮れるようになりたい、そんな思いの方にも、「星なかまの集い」はお役に立つはずです。

「ゆるやかなミーティング」を理想とし、難しいことはわからないけれどとにかく星や宇宙が好きという人から、地道に観測・研究活動をされているベテランアマチュアの方まで、いろいろな人が集まる楽しい会にしたいと考えています。

【ご報告】「黒田武彦天文学・社会教育普及奨励賞」を受賞しました

「星なかまの集い」は黒田さんの肝いりで始まったイベントです。今回の受賞は私たち実行委員会としても大いに励みとなります。

これからも、黒田さんの意志を受け継ぎ、星が好きな人たち「星なかま」の楽しい交流の場として開催を続けていきます。

開催記録

第1回:2011年2月19日(土)~20日(日)
兵庫県立西はりま天文台公園
第2回:2012年1月28日(土)~29日(日)
ホテル姫路プラザ / 姫路市花の北市民広場
第3回:2013年3月2日(土)~3月3日(日)
西脇市立青年の家 / にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」
第4回:2014年2月1日(土)~2月2日(日)
明石市立勤労福祉会館 / 明石市立天文科学館
第5回:2015年2月28日(土)~3月1日(日)
兵庫県立大学西はりま天文台公園
第6回:2016年2月27日(土)~2月28日(日)
西脇市立青年の家 / にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」
第7回:2017年2月25日(土)~2月26日(日)
兵庫県立こどもの館 / 姫路市宿泊型児童館『星の子館』
第9回:2019年2月9日(土), 2月10日(日)
西脇市立青年の家、にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」
◆第10回:2020年2月29日(土)、3月1日(日)
COVID-19感染拡大に伴い中止
◆第11回:2022年3月19日(土)
明石公園(兵庫県明石市) メイン会場 東芝生広場
1日だけの観望交流会として開催。
◆第12回:2023年3月18日(土)
明石公園(兵庫県明石市) 観望会場:明石城 武蔵の庭園
観望交流会として開催。

森本奨励賞

「森本おじさん」こと電波天文学者・森本雅樹さんは、星なかまの天文活動の発展に情熱をもって取り組まれ、第1回「星なかまの集い」の実行委員にも加わっていただいていました。しかし、2010年11月に急逝され、会の成功を見届けることはできませんでした。

森本おじさんのご遺志を形として残すため、ご遺族の賛同を得て創設したのが「森本奨励賞」です。当日の発表の中から、優れた、また将来に向けて一層の発展を期待する活動・観測研究等を選定し奨励する、ということを目的としています。

森本奨励賞規定

[PDF] 森本奨励賞規定

森本雅樹さんについて

おじさんのページ 森本雅樹さんの個人サイト
アストロアーツ:【訃報】国立天文台などの名誉教授 森本雅樹氏

受賞者

第1回(2011年2月19日~20日)

「Sauce on Star活動報告」
山口 圭介(Sauce on Star)
「分光観測によるM1の膨張速度について」
宗光健太、柴田耕平(兵庫県立大学附属高校)
「デジカメ星空診断の展開」
小野間 史樹(星空公団)

第2回(2012年1月28日~1月29日)

「移動式プラネタリウムを活用したがん患者・家族への緩和ケアサロンの効果」
宇野さつき
「星カフェSPICA ~都会の星スポット~」
山口圭介(Sauce on Star)
「加古川宇宙科学同好会」
細谷秀樹(加古川宇宙科学同好会)

第3回(2013年3月2日~3月3日)

「金環日食時の照度の変化 ~空の明るさに影響を与えた太陽周辺減光~」
冨田小冬、林萌々音、橋口健太、後藤大輝
「夜空の明るさ調査」
松本朱音
「聴覚障害者への天文普及活動『天文手話』」
飯塚高輝

第4回(2014年2月1日~2月2日)

「だれでも気軽に星空ロマン パート4」
川崎 忠昭
「ホスピス観望会での体験談」
礒部みさき
「月の写真が解き明かす公転の謎」
後藤 大輝、田島 怜一郎、橋口 健太、林 萌々音、志村 保乃佳、冨田 小冬、山田 祐月【ハートピア安八ジュニア天文倶楽部】

第5回(2015年2月28日~3月1日)

「子どもによる子どものための天文ふきゅう」(※投票による選考)
山吹組(冨田理恩、松本珠樹)
「プラネタリウムドームを作製して」(※審査による選考)
兵庫県立舞子高等学校
先進理工類型 井出 彩香、村上 菜月
天文気象部 西田 侑加、酒井 祐美

※第5回は1組を参加者全員の投票で、1組を審査で選定しました。

第6回(2016年2月27日~2月28日)

「A.S.C活動50周年を迎えて」
アストロ・サイエンス・クラブ 松岡 晴美
「光害とその対策」
龍野高校自然科学部天文班 麦踏 松秀
「豊中天文協会の活動」
豊中天文協会 中川 均

第7回(2017年2月25日(土)~2月26日(日))

「アイマス天文部 スターライトステージ」
みなともP
「小惑星による恒星食を見てみよう」
橋本 秋恵
「『理カフェ』~市民の 市民による 市民のための サイエンスカフェ~」
茶木 恵子

第8回:2018年2月11日(日), 2月12日(月、祝日)

「凄い環15年!!~土星の環の傾きを追いかけて~」
熊森照明(月惑星研究会 日本天文同好会 東亜天文学会)
「田舎の楽しい再発見」
新田浩志(遊四季多里)

ゲスト審査員特別賞 ※第8回で特別に選考しました。

「スマホ撮影補助機材の開発」
松下真美子(兵庫県立舞子高校 天文気象部)
「スマートフォンを用いた天体観測の推進」
打海将平(宇宙広報団体TELSTAR)

第9回:2019年2月9日(土)~2月10日(日)

「宙のネットワークの活動」
見里有利紗
「暗い場所は周辺の夜空に影響するのか vol.3」
冨田理恩

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