星なかまの集い~天文楽サミット~

「星なかまの集い~天文楽サミット~」は、難しいことはわからないけれどとにかく星や宇宙が好きという人から、地道に観測・研究活動をされているベテランアマチュアの方まで、いろいろな人が集まる、年1回の楽しい集まりです。

今回はすべてポスター発表です。内容は集録に掲載しています。

※集録掲載の発表内容は、発表者本人から提出されたものをそのまま掲載しています。内容の妥当性について何の保証もいたしません。

No.1 だれでも気軽に星空ロマンⅢ 川﨑忠昭
都市部の商業施設において我々の団体が行っている身近な天体観望会について、活動報告とともにその意義を考察してみる。
No.2 日蝕補完計画 友田 哲
金環日蝕に関する、公式以外のあれこれ。
No.3 Kiso Supernova Survey (KISS) 諸隈智貴
長野県にある木曽105cmシュミット望遠鏡・超広視野カメラKWFCを用いて、超新星探査Kiso Supernova Survey (KISS)を行っています。星の最期の大爆発である超新星の、その爆発の瞬間を捉えることが目的です。本発表では、KISSの観測から超新星候補天体発見、追加観測の仕組み、および参加していただいているアマチュア天文家の皆さんのご活躍について紹介します。
No.4 姫路駅前天体観望会「くつろぎ星あかり」報 田中直樹
第二回 星なかまの集いプレイベントとして開催した姫路駅前天体観望会から派生し、2012年8月に開催した、姫路駅前天体観望会「くつろぎ星あかり」の開催報告と、現在建設中の『姫路駅前広場』オープンをにらんでの今後の駅前観望会の提案など。
No.5 日食観測学習連絡会、2012年5月金環日食での活動 日食観測学習連絡会
昨年の金環日食に向け、『2009年薩南諸島皆既日食観測学習連絡会』を一旦解散した上で、『日食観測学習連絡会』として心も新たに活動を展開した。その概要を報告する。金環日食気象観測発表会には、必ずしも好条件とは言いきれない中、12件の応募を戴いた。また、観測証明書発行にあわせて行ったアンケート調査からは、この日食が全国でどのように捉えられたか、興味深い分析結果を得た。
No.6 星カフェSPICA 山口圭介
2011年にオープンした都会で星を楽しむカフェバー「星カフェSPICA」の紹介です。 都会での天体観望、金環日食観望会の様子など。
No.7 金環日食時の照度の変化 ~空の明るさに影響を与えた太陽周辺減光~ 冨田小冬、林萌々音、橋口健太
"金環日食は珍しい現象なので何かをしたい。そう思った私たちは、ハートピア安八天文台で共同観測を行いました。 共同観測で写真撮影や照度、気温、湿度など一度に多くのデータを分担して取ることができ、日食で起きる様々な気象変化(照度、気温、湿度)を調べることができました。 今回は主に、日食時の空の明るさの変化の詳細と、明らかになったその原因(太陽の周辺減光)についてまとめ、ポスター発表をします。"
No.8 聴覚障害者への天文普及活動『天文手話』 飯塚高輝
聴覚障害者へのバリアフリー天文普及活動や天文教育普及を行う際には、天文・普及に関する手話表現方法の不足により、魅力的な天文・宇宙の情報が十分に伝えないという問題が発生しております。 当会では専門的な天文手話表現の開発研究を行っており、広く一般の方々が新しい天文手話表現を伝えたいと思います。
No.9 Sauce on Star活動紹介 Sauce on Star
京阪神を中心に活動する若手「星のソムリエ集団」Sauce on Starの紹介です。
No.10 ホスピス病棟における日食および金星の太陽面通過観望会の開催 藤岡真紀・大谷尚美・尾崎勝彦
観望会の開催場所がホスピス病棟である為、通常は患者さんに負担のない気候・時期での星空観察を行っているが、今回は、日食と金星の太陽面通過という稀少な天文現象をホスピス病棟で観望する機会をいただくことが出来た。 夜間とはまた違った観望会の報告をさせていただきたいと思う。
No.11 夜空の明るさ調査 松本朱音
SQM-L(スカイクォリティメーター)という装置使って高砂市内での夜空の明るさを計測しました。 2012年8月の結果を表にしています。
No.12 くずはの家の星空教室 木村英昭
丹沢の山麓、葛葉峡谷にある自然観察施設 ”くずはの家” での星空教室はちょうど10年目を迎えました。丹沢星の会中心の有志で望遠鏡を持ち込み一般市民を対象にした星空教室を開催しています。活動内容を報告します。
No.13 豊中天文協会のあゆみ 野村重男
今年で26周年を迎える「豊中天文協会」は、市民、とりわけ青少年に天体観測の機会を提供し、宇宙や自然への関心を育てることを目的とする団体です。地域でのスターウオッチングや市民観望会、小中学生対象の出前型学習観望会など、さまざまな天文イベントを開催。これまでに延べ約11万人以上もの人々が本物の星の光を体験したことになります。
No.14 保険に加入して、安心安全に“天文普及活動”をしよう! 比嘉義裕
多くのアマチュア天文家が、観望会や天文教室などの天文普及活動を“無保険状態”でおこなっているが、事故や賠償責任問題が発生した場合、多額の支払金が発生する可能性がある。これらに備え、社会福祉協議会「ボランティア保険」や、「行事保険」に加入することを強くお勧めする。
No.15 明石市立天文科学館ボランティア「天ボラ」~楽しく活動しています!! 上杉憲一、大久保国広、村上美智、四元照道
「天ボラ」は、天文科学館で活動するボランティアグループです。展示室で展示解説をしたり、キッズルームで絵本の読み聞かせをしたり、天体観望会で望遠鏡を操作して星を観望してもらう等の活動をしています。高校生からシルバー世代まで、幅広い年齢層の人が活動しています。来館者や参加者に展示室や星空を楽しんでいただくのがイチバンですが、私たち・天ボラも一緒に星空・宇宙を楽しんでいます!
No.16 サイエンス・カフェ『理カフェ』の紹介 茶木恵子
「理カフェ」は、科学を身近な話題としてみんなでワイワイ語り合いたいという、科学好きの普通の市民が運営しているサイエンスカフェです。人は誰でも自然の神秘に感動し、その謎解きに本能的に強い興味を持っているのだと思います。市民と専門家とのコミュニケーションはもちろん、市民同士のつながりも大切にしながら、文系・理系の枠をこえて、もっと身近に科学を「鑑賞」し、楽しんでいけたらと願っています。
No.17 兵庫県の天文施設紹介 高原摂竜
兵庫県内にある天文施設の紹介をします。
No.18 TMT(30m望遠鏡)応援団「クラブTMT」の紹介 小関高明
「クラブTMT(Club TMT)」は、日本・米国・カナダ・中国・インドの国際協力により建設を目指している30メートル望遠鏡(TMT)の応援団です。
No.19 金環日食限界線研究会のとりくみについて 井上 毅
2012年の金環日食限界線研究会による観測結果について紹介します

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