星なかまの集い~天文楽サミット~

「星なかまの集い~天文楽サミット~」は、難しいことはわからないけれどとにかく星や宇宙が好きという人から、地道に観測・研究活動をされているベテランアマチュアの方まで、いろいろな人が集まる、年1回の楽しい集まりです。

※にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」

第14回星なかまの集い~天文楽サミット~

【日時】

2025年2月22日(土) 15時 ~ 2025年2月23日(日) 15時

【会場】

 メイン会場:西脇市立青年の家 (兵庫県西脇市上比延町1434-8)  
 観望会など:にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」 (兵庫県西脇市上比延町334-2)  

【プログラム】

2月22日(土)
  • 15:00開会(14:00受付開始)
  • 講演会
  • テラドーム見学
  • 交流会
2月23日(日)
  • 9:00開会
  • 研究・活動発表(口頭発表)
  • 景品持ち寄りビンゴ大会
  • 15:00閉会

【講演会について】

■テーマ

「井上館長と松井ちゃんのドイツのプラネタリウム談義」
プラネタリウムが誕生して100年。誕生のエピソードや現在のドイツのプラネタリウムについて紹介します。

■講師

井上毅(いのうえ たけし)

明石市立天文科学館館長。山口大学時間学研究所客員教授。
1969年生まれ。兵庫県姫路市出身。名古屋大学大学院理学研究科修了。旭高原元気村天文台を経て、1997年より明石市立天文科学館学芸員。2017年より現職。
「世界天文年2009」日本委員会企画委員、金環日食限界線共同観測プロジェクト代表、日本プラネタリウム協議会プラネタリウム100周年記念事業実行委員長を務めるなど、天文教育普及活動に取り組む。明石市立天文科学館のオリジナルキャラクター、「軌道星隊シゴセンジャー」に登場する「ブラック星博士」のマネージャーも務める。著書に、『時の記念日のおはなし(明石市立天文科学館)』『時間の日本史(小学館)』(共著)『星空をつくる機械プラネタリウム100年史(KADOKAWA)』
松井 瀬奈 (まつい せな)

名古屋大学大学院 銀河進化学研究室 博士後期課程2年。
1998年生まれ。愛知県豊橋市出身。専門は宇宙物理学・天文教育普及学で、我々の住む天の川銀河をはじめとする近傍銀河の形成進化を観測から明らかにする研究や、国内外におけるプラネタリウム施設の活用に関する研究を行う。そのほか、名古屋大学にて「学生アウトリーチ研究会IGNIMUS」を発足し代表として活動しており、宇宙に関する講演会、ワークショップ主催、さらにはプラネタリウム解説などの天文普及教育活動を国内外問わず幅広く実施中。2024年1月から8月にかけてドイツにて「プラネタリウム留学」を行った、毎年100回以上プラネタリウムの投影を見学する「プラネタリウムマニア」。

【宿泊】

西脇市立青年の家に宿泊いただきます。

宿泊費・食費は参加費に含まれています。
原則として男女別室です。
家族、同一グループが極力同室になる等配慮は致しますが、人数割りの関係上、別室に分かれていただくこともあります。

【募集人数】

100名

【参加費】

両日とも参加
大人    8,500円
中学生まで 7,000円
宿泊費、夕食、朝食、昼食、交流会費を含みます。
23日のみ参加
全年齢   3,500円
昼食費を含みます。

【参加申し込み】

2025年1月5日9時から、WEB上で参加申し込みを受け付けます。

【研究・活動発表の募集】

今回も積極的な応募をお待ちしています。

(1) 発表内容について
自身の天文活動に関するものであれば何でも構いません。
たとえばこんな研究をした、観測をした、同好会・サークルの紹介をしたい、写真を撮ったので見て欲しい、望遠鏡にこんな工夫をした、こんなものを作った、など、多彩な発表内容が集まるとうれしいです。
過去の発表については、WEBサイトの過去の開催内容のページに掲載していますので、参考にしてください。
(2) 発表形式について
口頭発表とします。
発表時間は、1組あたり準備を含めて15分の予定ですが、発表人数により調整します。
(3) 募集人数について
時間の都合上、10名程度となります。
※発表希望者が多い場合、一部を午後にまわす可能性もあります。
(4) 配布資料用まとめの提出について
事前に、配布資料に掲載するまとめを提出いただきます。
配布資料はPDFでWEBサイトで公開します(集い終了までは参加者限定、終了後は無制限で公開)。

データ形式:PDF
提出方法: メールに添付
締め切り: 2025年1月31日(火)
提出先:  申し込み後に連絡
(5) 森本奨励賞について
当日の発表者の中から森本奨励賞を選びます。
(6) 発表の申し込み
参加受付の際に一緒に受付いたします。

今回も、たくさんの方のご参加をお待ちしています。

「星なかまの集い~天文楽サミット~」とは

星空を眺めたり観察したりすると、いつも新鮮な感動や驚きに出会います。それが一人ではなく、仲間と一緒ならもっと大きな感動や驚きになり、楽しみも広がるでしょう。

星や宇宙が好きなみなさん、一堂に集まって交流しませんか?

自分以外の星が好きな人達って、どんな楽しみ方をしているのだろう。自分の楽しみ方も広く紹介したいし星好きのなかまも見つけたい。そんなみなさんの思いをかなえてくれるのが「星なかまの集い」です。また、天体写真は撮れるけど、活用する方法を知りたい。きれいな天体写真を撮れるようになりたい、そんな思いの方にも、「星なかまの集い」はお役に立つはずです。

「ゆるやかなミーティング」を理想とし、難しいことはわからないけれどとにかく星や宇宙が好きという人から、地道に観測・研究活動をされているベテランアマチュアの方まで、いろいろな人が集まる楽しい会にしたいと考えています。

【ご報告】「黒田武彦天文学・社会教育普及奨励賞」を受賞しました

「星なかまの集い」は黒田さんの肝いりで始まったイベントです。今回の受賞は私たち実行委員会としても大いに励みとなります。

これからも、黒田さんの意志を受け継ぎ、星が好きな人たち「星なかま」の楽しい交流の場として開催を続けていきます。

開催記録

第1回:2011年2月19日(土)~20日(日)
兵庫県立西はりま天文台公園
第2回:2012年1月28日(土)~29日(日)
ホテル姫路プラザ / 姫路市花の北市民広場
第3回:2013年3月2日(土)~3月3日(日)
西脇市立青年の家 / にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」
第4回:2014年2月1日(土)~2月2日(日)
明石市立勤労福祉会館 / 明石市立天文科学館
第5回:2015年2月28日(土)~3月1日(日)
兵庫県立大学西はりま天文台公園
第6回:2016年2月27日(土)~2月28日(日)
西脇市立青年の家 / にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」
第7回:2017年2月25日(土)~2月26日(日)
兵庫県立こどもの館 / 姫路市宿泊型児童館『星の子館』
第9回:2019年2月9日(土), 2月10日(日)
西脇市立青年の家、にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」
◆第10回:2020年2月29日(土)、3月1日(日)
COVID-19感染拡大に伴い中止
◆第11回:2022年3月19日(土)
明石公園(兵庫県明石市) メイン会場 東芝生広場
1日だけの観望交流会として開催。
◆第12回:2023年3月18日(土)
明石公園(兵庫県明石市) 観望会場:明石城 武蔵の庭園
観望交流会として開催。
第13回:2024年3月2日(土)15時~3月3日(日)15時
兵庫県立大学西はりま天文台

森本奨励賞

「森本おじさん」こと電波天文学者・森本雅樹さんは、星なかまの天文活動の発展に情熱をもって取り組まれ、第1回「星なかまの集い」の実行委員にも加わっていただいていました。しかし、2010年11月に急逝され、会の成功を見届けることはできませんでした。

森本おじさんのご遺志を形として残すため、ご遺族の賛同を得て創設したのが「森本奨励賞」です。当日の発表の中から、優れた、また将来に向けて一層の発展を期待する活動・観測研究等を選定し奨励する、ということを目的としています。

森本奨励賞規定

[PDF] 森本奨励賞規定

森本雅樹さんについて

おじさんのページ 森本雅樹さんの個人サイト
アストロアーツ:【訃報】国立天文台などの名誉教授 森本雅樹氏

受賞者

第1回(2011年2月19日~20日)

「Sauce on Star活動報告」
山口 圭介(Sauce on Star)
「分光観測によるM1の膨張速度について」
宗光健太、柴田耕平(兵庫県立大学附属高校)
「デジカメ星空診断の展開」
小野間 史樹(星空公団)

第2回(2012年1月28日~1月29日)

「移動式プラネタリウムを活用したがん患者・家族への緩和ケアサロンの効果」
宇野さつき
「星カフェSPICA ~都会の星スポット~」
山口圭介(Sauce on Star)
「加古川宇宙科学同好会」
細谷秀樹(加古川宇宙科学同好会)

第3回(2013年3月2日~3月3日)

「金環日食時の照度の変化 ~空の明るさに影響を与えた太陽周辺減光~」
冨田小冬、林萌々音、橋口健太、後藤大輝
「夜空の明るさ調査」
松本朱音
「聴覚障害者への天文普及活動『天文手話』」
飯塚高輝

第4回(2014年2月1日~2月2日)

「だれでも気軽に星空ロマン パート4」
川崎 忠昭
「ホスピス観望会での体験談」
礒部みさき
「月の写真が解き明かす公転の謎」
後藤 大輝、田島 怜一郎、橋口 健太、林 萌々音、志村 保乃佳、冨田 小冬、山田 祐月【ハートピア安八ジュニア天文倶楽部】

第5回(2015年2月28日~3月1日)

「子どもによる子どものための天文ふきゅう」(※投票による選考)
山吹組(冨田理恩、松本珠樹)
「プラネタリウムドームを作製して」(※審査による選考)
兵庫県立舞子高等学校
先進理工類型 井出 彩香、村上 菜月
天文気象部 西田 侑加、酒井 祐美

※第5回は1組を参加者全員の投票で、1組を審査で選定しました。

第6回(2016年2月27日~2月28日)

「A.S.C活動50周年を迎えて」
アストロ・サイエンス・クラブ 松岡 晴美
「光害とその対策」
龍野高校自然科学部天文班 麦踏 松秀
「豊中天文協会の活動」
豊中天文協会 中川 均

第7回(2017年2月25日(土)~2月26日(日))

「アイマス天文部 スターライトステージ」
みなともP
「小惑星による恒星食を見てみよう」
橋本 秋恵
「『理カフェ』~市民の 市民による 市民のための サイエンスカフェ~」
茶木 恵子

第8回:2018年2月11日(日), 2月12日(月、祝日)

「凄い環15年!!~土星の環の傾きを追いかけて~」
熊森照明(月惑星研究会 日本天文同好会 東亜天文学会)
「田舎の楽しい再発見」
新田浩志(遊四季多里)

ゲスト審査員特別賞 ※第8回で特別に選考しました。

「スマホ撮影補助機材の開発」
松下真美子(兵庫県立舞子高校 天文気象部)
「スマートフォンを用いた天体観測の推進」
打海将平(宇宙広報団体TELSTAR)

第9回:2019年2月9日(土)~2月10日(日)

「宙のネットワークの活動」
見里有利紗
「暗い場所は周辺の夜空に影響するのか vol.3」
冨田理恩

第13回:2024年3月2日(土)~3月3日(日)

「月の石 Anorthosite を求めて」
野村敏郎
「こうみん未来塾、天文・宇宙探究コース開催」
本田武史

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